【ガールズケイリンフェスティバル】落車で再発走の珍事も久米詩がV…函館競輪

函館競輪場で17日、「ガールズケイリンフェスティバル」決勝戦が7選手により、第11レースで行われた。当初の発走直後に2番車の野口諭実可が1番車の児玉碧衣の後輪と接触して落車。野口の身体検査と1番車・児玉の車体検査が行われ、約10分遅れで再発走となる波乱のスタートとなった。

レースは、打鐘で一気に逃げて出た児玉が直線失速するなか、久米詩(23)=静岡・116期=が一気の差しで1着。今年5月、平塚の「ガールズケイリンコレクション」に続く特別競輪Vとなった。2着は久米マークの吉川美穂、3着は石井寛子。23連勝で挑んだ児玉は4着に終わった。久米の次回出走予定は7月27日開幕の松戸。

久米詩「率直にうれしい。初手で一番後ろになったので、動くしかないと思っていた。最後はパールカップと同じ光景だなと考えながら仕掛けを意識していた。次のレースも誠心誠意戦っていきたい」