中瀬由真 本デビュー戦7着も前向き「とにかく1勝したい」…和歌山競輪「チャリロト杯モーニング7」

和歌山競輪の「チャリロト杯モーニング7」は、10日から12日まで開催される。メインはガールズケイリンで、大型新人の竹野百香(20)=三重・124期=と中瀬由真(31)=大阪・124期=が本デビューを果たした。開催初日の10日は中野咲(26)=愛知・110期=と石井貴子(35)=東京・104期=が白星。開催2日目となる11日の6、7Rで予選2が行われる。

中瀬の本デビュー初戦・6Rは打鐘で先頭に立ったものの、周りのペースに置かれ7着と厳しい洗礼を受けた。「自分のやりたいことができなかった」と悔しさを見せる。父である元選手の一郎さん(68期=引退)を目指して日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)を初受験したのは116期生募集の2017年。しかしすぐに合格とはいかず、適性と技能で受験を繰り返し5年。124期生としてようやく入学切符を手にした努力家だ。「とにかく1勝したい。確定板に乗れるように頑張る」と力強く目標を見据える。予選2・6Rで父との特訓の成果を発揮する。